蔵王連峰・御釜(お釜)
蔵王連峰(ざおうれんぽう)は、宮城県と山形県の県境に位置する連峰で、主峰は山形県側の熊野岳(1,841m)です。
常時観測対象の活火山ですが、火口湖の御釜、スキー場、温泉がある観光地です。冬の樹氷も有名です。
御釜は、カルデラとなっており、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれ、常に淡い緑色に濁っています。蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあります。
【蔵王山エコーライン22日開通】
蔵王山に発令された火口周辺警報の解除を受けて、通行止めが続いていました蔵王エコーライン(宮城県蔵王町-山形県上山市、26キロ)が6月22日に開通することが決まりました。
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蔵王山の火口周辺警報の解除について
平成27年4月13日に仙台管区気象台から発表された蔵王山の「火口周辺警報(火口周辺危険)」は、平成27年6月16日午前9時に「噴火予報(活火山であることに留意)」に引下げられました。
それに伴い、山形市及び上山市から発表されていた避難勧告は解除されました。
詳細は蔵王山の活動状況(気象庁ホームページ)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/212.html
火口周辺警報の解除により、御釜周辺まで入山することは可能となりました。
ただし、気象台や山形県、宮城県などで構成する蔵王山火山防災協議会では、観光客や登山客の皆様の安全確保に万全を期して、
当面の間、馬の背カルデラ(想定火口域内)への立ち入りを禁止となっております。
※蔵王山という山はありませんが、気象庁では火山について表示する場合は蔵王山(ざおうざん)と表現しています。
************[2015年6月17日 追記]*****************************************************************
場所:宮城県刈田郡蔵王町(蔵王エコーライン間)
交通:山形-仙台間の蔵王エコーライン