羽黒山(はぐろさん)国宝五重塔と2446段の石段を歩く、出羽三山の神秘スポット
鶴岡市にある「羽黒山(はぐろさん)」は、月山・湯殿山とともに「出羽三山」を構成する山のひとつです。
標高は414m。月山の北西山麓に位置します。
古くから山岳信仰や修験道の聖地として信仰を集め、現在も山伏文化が受け継がれています。
羽黒山を訪れたら、まず見ておきたいのが国宝・羽黒山五重塔です。随神門から杉並木の参道を約10~15分歩くと、木々の中に高さ約29mの五重塔が姿を現します。
現在の塔は約600年前に再建されたとされ、東北地方最古の五重塔ともいわれています。
近くには樹齢1000年を超える「爺杉」もあり、静かな森の中に歴史と神秘を感じられる場所です。
さらに羽黒山らしさを満喫するなら、随神門から山頂まで続く2446段の石段に挑戦してみましょう。
杉の巨木に囲まれた参道を進み、山頂まで歩く時間は約90分。参道入り口から山頂まではおよそ2キロあります。
かなり歩くためスニーカーやトレッキングシューズがおすすめですが、登り切ったときの達成感は格別です。
参詣道は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星に認定されました。
山頂には、羽黒山・月山・湯殿山の三神を祀る「三神合祭殿」があります。
雪深い月山や湯殿山に参拝できない季節でも三山を参拝できるよう設けられたもので、現在の建物は1818年に再建されたものです。
「2446段はちょっと厳しい……」という方も心配ありません。
羽黒山有料道路を利用すれば、車や路線バスで山頂近くまで行くことができます。
五重塔だけを見学する、山頂だけ参拝するなど、体力や旅行時間に合わせて楽しめるのも羽黒山の魅力です。
春から夏は鮮やかな新緑、秋は紅葉、冬には雪に包まれた荘厳な風景へ。
一般的な観光地とはひと味違う、「歩くこと自体が旅の思い出になる場所」として、鶴岡観光でぜひ訪れてほしいスポットです。
山頂の三神合祭殿には、月山・羽黒山・湯殿山の神様が合わせて祀られています。
羽黒山の施設情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 羽黒山・出羽三山神社 |
| 所在地 | 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7 |
| 標高 | 414m |
| 参拝 | 三神合祭殿は通年参拝可能 |
| 参拝料 | 基本無料 |
| 山頂授与所 | 8:30~16:30頃 |
| 随神門授与所 | 9:00~16:30頃 ※冬季閉鎖あり |
| 石段 | 随神門~山頂2446段・徒歩約90分 |
| 五重塔 | 随神門から徒歩約10~15分 |
| 駐車場 | 随神門周辺・羽黒山山頂にあり |
| バス | JR鶴岡駅から庄内交通バスで随神門・羽黒山頂方面へ |
| 主な見どころ | 国宝五重塔、杉並木、爺杉、2446段の石段、三神合祭殿 |
| 問い合わせ | 出羽三山神社 0235-62-2355 |
※冬季は石段が除雪されず、積雪などにより登拝できない場合があります。山頂へ車で向かう場合は羽黒山有料道路を利用します。
羽黒山の場所

